オススメ本


このページでは、各ジャンルごとに厳選したオススメの本を紹介していきます。


 

超常現象全般

『謎解き超常現象』(彩図社)
 ASIOS(アシオス)

 私が代表を務めている懐疑団体「ASIOS」の本です。当サイトのスタイルと同じく、全部で42の超常現象を「伝説」「真相」に分けて謎解きしています。

 本書では、こういった謎解き本を読むのは初めてだという方向けに定番の事件を扱う一方、近年話題になったWEB動画なども扱っているのが特徴のひとつ。入門書としてもお勧めです。

 

『謎解き超常現象U』(彩図社)
 ASIOS(アシオス)

 ASIOSにとって第二弾となる書籍です。基本スタイルは前作と同じ。全部で42の超常現象を扱っています。

 いつくか具体例をあげますと、2009年に全国で話題になったオタマジャクシ騒動、バラート・クラーラ、ガラスの涙を流す少女、座ると死ぬ呪いの椅子、呪いのホープ・ダイアモンド、ツチノコ、ピラミッドなどなど。
  前作同様、不可解さが残る事件も未解明ながら扱っています。

 

『懐疑論者の事典・上』(楽工社)
 ロバート・T・キャロル

 アメリカの人気Webサイト「The Skeptic's Dictionary」の翻訳書籍版です。内容は超常現象や疑似科学をはじめ、アムウェイなどのマルチ商法から健康情報まで、その懐疑的情報が事典形式で載っています。

 値段は少し高めですが、質、量、共それに見合うだけのものがあります。持っていて損はないはずです。

 本書は上巻で、50音順の「あ」〜「そ」までの項目を扱っています。

 

『懐疑論者の事典・下』(楽工社)
 ロバート・T・キャロル

 こちらは下巻になります。50音順の「た」行〜「わ」行までの項目を扱っています。

 

『悪霊にさいなまれる世界・上』
―「知の闇を照らす灯」としての科学(早川書房)

 カール・セーガン

『カール・セーガン科学と悪霊を語る』(新潮社)の改題文庫版です。本書はセーガンの他の著書に比べると、超常現象の話題を積極的に扱っています。懐疑論者や懐疑主義についてもわかりやすく解説されており、懐疑論者を目指す人にとっては必読の名著です。

 ちなみにアメリカのAmazonでは368レビューで平均4.5点という高評価。本書に影響を受けた人は多いようです。生前に仲の良かったジェイムズ・ランディに関しても詳しい紹介があります。(下巻と合わせてどうぞ)

 

『オカルト探偵ニッケル氏の不思議事件簿』(東京書籍)
 ジョー・ニッケル

著者はアメリカを代表する懐疑論者ジョー・ニッケル。 そんな彼が、犯罪捜査の証拠物件の分析を行っている分析官、ジョン・フィッシャーと共に、世界で起きる超常現象の謎解きに挑みます。
 
 本書の「はじめに」「おわりに」では、「オカルト探偵の心得について」書かれていますが、これは謎解きに挑む人にとっては必読。 また、本当にその現象が起きたのか、注意深く、客観的に立証していくその姿は、元探偵であるニッケルらしさがよくあらわれています。

 

『超常現象をなぜ信じるのか』
―思い込みを生む「体験」のあやうさ (講談社)

 菊池 聡

 当サイトの「Step1」「Step2」を作成するにあたり、大変参考にさせていただいた本です。内容的には、思い込みや勘違いなど、人が陥りやすい錯誤をとてもわかりやすく解説されています。

 文章による説明だけでなく、ところどころにある錯視図形や簡単に出来るテストなどでも、「目で見たこと」「記憶」が正確とはいえないことを実感できます。

 また本書では、クリティカル・シンキングや認知心理学などもわかりやすく解説されています。

 

『超常現象大事典―永久保存版』(成甲書房)
 羽仁 礼

 11ジャンル、1177項目、図版110点を扱っています。
超常現象の事典にしては珍しく、肯定的な情報に偏っていません。懐疑的な情報があれば、併記されていますし、ところどころに書かれているコラムも情報が濃く、とても参考になります。

 超常現象に興味を持っているなら、ぜひ手元に置いておきたい一冊です。

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超能力

『超能力番組を10倍楽しむ本』(楽工社)
 山本 弘

 本書は大人はもちろん、子ども(小学校高学年程度以上)にとっても読みやすいように工夫して書かれています。行間も少し広めにとってあり、難しいと思われる漢字には振り仮名が付いているのが特徴。

 話の進め方も、超能力番組が好きでよく録画しているという「パパ」が、娘の「夕帆」(UFO)ちゃんと、その友達の「勇馬」(UMA)くんに、ビデオを見せながら解説したり、一緒に検証を行ったりする状況が会話形式で書かれています。内容は決して難しくありません。

 検証の対象は90年代前半から2000年代のものまで新旧の番組。超能力捜査に関しては計4章を割いて詳しく書かれており、特にジョー・マクモニーグルに関しては、国内外問わず、現在までに出版された本の中では最も詳しく検証されています。

 

『超能力現象のカラクリ』(東京堂出版)
 坂本種芳 / 坂本圭史

 東京アマチュア・マジシャンズ・クラブの名誉会長でもあった、故・坂本種芳さんの著書を、子息の圭史さんが改訂されて出版された本です。

 第1章ではインチキ霊媒たちを、第2章では心霊写真や自称超能力者たち、第3章ではロベール・ウーダン、幻のヒンズーロープ、第4章では昔来日した自称超能力者のセルバイン・バッケンビンダーの実験会に参加したエピソード、第5章では忍術などのカラクリが解説されています。

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心霊現象

『サイキック・マフィア』(太田出版)
 M・ラマー・キーン

 著者のキーンは、アメリカの人気霊媒施設「キャンプチェスターフィールド」の元人気霊媒師。本書では、そんなキーンが霊媒業界の内幕や、自らが行ってきたイカサマの数々を徹底暴露。資料価値は極めて高いです。

 一方、読み物としても、彼が心霊業界で人気を得ながら精神的に堕ちていく様子や、わずかに残る良心との葛藤、寸でのところでの奇跡的な改心など、見所は満載。一級の面白さです。

 

『霊・因縁・たたり』
―これでもあなたは信じるか(かもがわ出版)

  柿田睦夫

 本書では、霊感商法の実態について、実際に被害にあわれた人たちの証言が複数紹介されています。

 その他にも、初めに「祟り」など霊にまつわることで恐怖心や不安感を煽り、その後に○○をすれば(結果的に必ず金が絡む)救われる・・・という「落とし込み」のテクニックや、本覚寺の霊視鑑定マニュアル、統一教会の霊感商法マニュアルなどの充実した巻末資料が掲載されています。

 これらを読めば、彼らがいかに巧妙で、相談者の心理的弱点を把握しているのかがよくわかるでしょう。

 

『七時間目の怪談授業』(講談社)
  藤野恵美

 幽霊や呪いを題材にした面白い小説。ある日、主人公・羽田野はるかの携帯電話に届いた一通のメール。開いてみると、なんとそれは呪いのメールだった!
しかも9日以内に3通送らないと霊に呪い殺されるという恐怖の内容。

 ところがタイミング悪く、学校で携帯を見ていたら担任の古田先生に没収されてしまう。これではメールを送れない。すると自分は呪い殺されてしまう……。

 恐怖に怯えるはるかに、先生は、「放課後に怖い話をして、幽霊はいるかもしれない、と思わせたらケータイは返す」という奇抜な提案をする。

 はたしてタイムリミットまでに先生を怖がらせることができるのか……。

 本書は途中の展開も面白いですが、それ以上に担任の古田先生が話す「いちばんこわい話」と、そのあとに続くエンディングが秀逸。読む者の涙を誘います。

 決して幽霊の存在自体を否定することなく、発想の転換によって恐怖心をなくす手法はとても好印象でした。肯定派にもおすすめ。

 

『妖怪と精霊の事典』(青土社)
  ローズマリ・エレン・グィリー

 タイトルは「妖怪と精霊」となっていますが、実際の内容は心霊現象全般を扱った事典です。この本の良い点は懐疑的な情報もちゃんと載せているところ。

 類似の事典の中では懐疑的な情報を載せず、事典として役に立たないものも多い中で、こういった公平な姿勢で淡々と事実を書いてくれる本書は貴重な存在です。

 また本書は、全部で400近くある項目に書かれている情報がどれも非常に濃いです。さらに各項目の最後には参考文献が明示されており、その項目は何を参考にして書かれたか読者にわかるようになっています。(これがまた非常に便利)

 また各項目名は日本語と英語が併記されており、巻末の付録には「英和対訳項目一覧」がアルファベット順で並んでいます。 これはスペルがわからないとき役に立ちます。

 値段は5000円近くして高いですが、それだけの価値は十分にある良書です。心霊現象について、さらに深く知りたい、調べてみたいと思っている人にはお薦めできます。

 

『フーディーニ!!!』(アスペクト)
  ケネス・シルバーマン

 現在日本で出版されているハリー・フーディニの伝記の中では、最も詳しく書かれています。マジシャンとしてだけでなく、後年の対スピリチュアリズムの急先鋒としての活躍や、シャーロック・ホームズの生みの親、アーサー・コナン・ドイルとの交流についても詳しいです。

 また著者のケネス・シルバーマンの書き方も非常に上手く、全部で500ページを超える大著でありながら途中であきることが全くありませんでした。自信を持ってお薦めできる一冊です。

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UFO

『政府ファイルUFO全事件』―機密文書が明かす
「空飛ぶ円盤」50年史 (並木書房)

  ピーター・ブルックスミス

 機密解除された文書を中心に、アメリカ政府、軍、CIAなどが、UFO事件とどのように関わってきたのかを解説。50年分のUFO史を振り返りながら、途中では個別のUFO事件をいろいろ紹介しています。

 懐疑的な情報があれば隠さずに紹介していますし、機密解除された文書も原文のまま掲載されているため資料価値はかなり高いです。また写真も比較的多く、UFOの入門書としてもオススメできます。

 

『UFOと宇宙人全ドキュメント』(矢沢サイエンスオフィス)
  デニス・ステーシー / ヒラリー・エヴァンス

 UFOというと、どうしてもアメリカに偏りがちですが本書は違います。最大の特徴は、なんといっても世界中のUFO研究家が寄稿しているということ。各自がそれぞれ興味深い内容です。

 プロローグでは「世界をゆるがせた8つの重大UFO事件」が紹介され、その後は40年代から90年代にかけての、UFOにまつわる様々な話が紹介されています。資料価値も高いです。

 

『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』
(早川書房)
 スーザン・クランシー

 「アブダクション」(宇宙人による誘拐)をテーマにした良書。偽記憶の研究をしていた心理学者である著者が、各章それぞれの問いに答えるかたちで本書は構成されています。

 内容は、多くのアブダクティー(誘拐されたと称する人)と実際に会って研究した貴重なデータもきちんと提示されていて説得力があります。

 これまで日本では、一冊まるまるアブダクションをテーマにしながら懐疑的なスタンスに立って書かれたものはありませんでした。そのため情報の偏りを正す意味でも本書は貴重であるといえます。

 

『七時間目のUFO研究』(講談社)
  藤野恵美

 「七時間目」シリーズ第3弾。今回はUFOがテーマ。個人的に好きだったのは、物語の途中から登場し、重要な役割を果たす「灰原小太郎」というフリーライター。すごくいい味を出しています。

 この人物、『月刊レムリア』という雑誌のライターをやっているという設定で、主人公の少年たちが目撃したUFOについて取材に来るのですが、これがまた普通のオカルトライターとは違うんです。

 いわゆる「嘘や勘違いなどの可能性を排除したしたうえで、本物を探したい」といった考え方の持ち主。

 何か不思議な目撃談があったからといって、すぐに「宇宙人の乗り物だ!」とは結論しない。まずは既知の現象で簡単に説明がつくのではないかと考える。いつか決定的な証拠を見つけたい、とは思っているものの、決してハードルは低く設定しません。

 好きだからこそ調べ、結果として嘘や誤認だとわかっても、「夢が壊れた」とか、「興味がなくなった」とは思わない。その姿勢に大変共感できます。

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予言・占い

『予言の心理学』(KKベストセラーズ)
  菊池 聡

 ノストラダムスの予言から、阪神大震災を予言したという自称予言者まで、数々の予言がなぜ当たったように思えるのか、そのカラクリを非常にわかりやすく解説しています。

 

『大予言の嘘』―占いからノストラダムスまで
その手口と内幕 (データハウス)

  志水一夫

 六星占術の「信頼性」「的中性」を検証している良書。このほかにも、天中殺や西洋占星術、ノストラダムスの大予言なども扱っており、参考になります。

 

『細木数子―魔女の履歴書』(講談社)
  溝口 敦

 ジャーナリストの溝口敦氏によって2006年に『週刊現代』誌上で連載され、話題となった『魔女の履歴書』の書籍版です。

 現在発行されている書籍の中では、細木数子に関して最も詳しいです。六星占術のパクリ疑惑についても、関係者が名前を出してかなり詳しい記述があります。

 

『七時間目の占い入門』(講談社)
  藤野恵美

 占いがテーマの「七時間目」シリーズ第2弾。 主人公は転校を機会に、占いで友達とコミュニケーションをとろうとする女の子。なかなか自分の意思で決めることができず、頼りない主人公が、友達や占い師との関わりの中で成長していく姿を描いています。

 他の登場人物はどれも個性的で、各自それぞれの占いに対する考え方があって面白いです。血液型占いが原因で友達同士の関係が悪化して悩むところなどは、現実の世界でも起こり得る問題点を描いているといえます。

 エンディングも期待を裏切ることなく秀逸。それまで頼ってきた占い師に対して述べる主人公の力強いひとり立ちの言葉は、読んでいて大変心を打たれました。

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超古代文明

『謎解き古代文明』(彩図社)
  ASIOS

 私も共著者の一人として参加しています。タイトルは古代文明となっていますが、扱っている全33項目の大部分はオーパーツです。
 日本ではオーパーツ本といえば肯定的な情報ばかりという中で、懐疑的に調査した情報をこれだけ載せている本というのは日本で初めてだと思います。
 オーパーツや超古代文明といったジャンルに興味をお持ちの方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

『古代文明の謎はどこまで解けたか〈1〉』
―失われた世界と驚異の建築物篇 (太田出版)

  ピーター・ジェイムズ / ニック・ソープ

 古代文明に関する仮説の中で、明らかに真っ黒な主張は容赦なく斬り捨てる一方、グレーゾーンにあるものは、できるだけ白くなるように努力してみる―そんな面白い試みに挑戦している良書です。

 第一弾では、アトランティス、ソドムとゴモラ、ポールシフト、マヤ文明、オリオンミステリー、ストーンヘンジ、ピラミッド、スフィンクス、モアイ像などを扱っています。

 

『古代文明の謎はどこまで解けたか〈2〉』
―地上絵と伝説に隠された歴史篇 (太田出版)

  ピーター・ジェイムズ / ニック・ソープ

 シリーズ第二弾。扱っているのはグラストンベリー・スパイラル、サマセットの天体図、レイライン、ナスカの地上絵、バイキング、ウェルシュ・インディアン、アマゾン族、アーサー王、ロビンフッド、ドラキュラなど。

 

『古代文明の謎はどこまで解けたか〈3〉』
―捏造された歴史とオカルト考古学篇 (太田出版)

  ピーター・ジェイムズ / ニック・ソープ

 シリーズ最後の第三弾。アイスマン、アーサー王の墓、ヴィンランド地図、シュリーマン、オム・セティ、アヴァロンの仲間などを扱っています。

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